次の日、荒尾市からTさんと一緒に熊本城を目指して出発。
しかし、熊本市内に入っても軽微な被害はありますが、ほとんど平常どおり。



熊本城だけ被害が。。。 周りは外見上無傷でした。。。
天守閣はRCのイミテーションで個人的には興味はありませんが、
他の伝統木造建築物は必ず復興していただきたいです。
次に、被害のひどかった益城町の木山地区を目指しました。

熊本市から西へ、ところどころ古くメンテしていない建物や、明らかに施工不良な建物等
被害の差がとても激しく感じました。

神社にバイクを止めて。。

ひどいところはもう跡形も無く。。。

擁壁の被害もかなりのもの。。。


構造金物や筋交いが引きちぎられていました。こうなると構造設計なんて無力な物です。。。
合板の耐力壁も土台ごと浮き上がっている物が多く、かなりの地震だったことが想像できます。
熊本地震ではうわさ的なもので、筋交いは危なく、構造用合板の耐力壁は丈夫なんてのを
よく聞きますが、あまり的を得てません。
被害にあわれた方のことを思うといたたまれませんが、仕事と割り切って写真を撮ってきました。
(大阪北摂吹田を中心に住宅設計活動している建築設計事務所OSM-A)